
──「恋人と同棲したら、こんな感じなのかなって思ったよ」──
音に敏感な性質で、いつも寝不足気味だった湊音は、ある日電車内で具合が悪くなったところを親切な男性に助けてもらう。助けてくれた彼・誠一は偶然にも同じ大学の学生で…?
普段は人と一定の距離を保っている湊音だったが、不思議と誠一には警戒心を抱かず、つい悩みを打ち明けてしまう。
それを機に、トントン拍子に話が進み、ルームシェアすることになったふたり。
誠一相手だと、なぜか心安らぐ湊音は、どんどん心を開いていく。
そして、誠一の提案で家電や日用品が揃い、居心地の良い部屋になっていく空間に、新たな感情が芽生え始め──?
※こちらのコンテンツは「drapmilk2025年9月号」収録の同タイトルのバラ売り版です。ご確認の上ご購入をお願いいたします
どんな君にも僕がいる 3

