マンガ 童貞騎士団長とオークの鍛冶屋・前編
女を抱く前に果ててしまう騎士団長は噂に縋り、人間嫌いのオークの鍛冶師に「槍磨き」を依頼するも……?【あらすじ】亡き父によって女から遠ざけられ続け今では女体を目にしただけで果ててしまう。実直な騎士団長として知られるクラウスにはそんな誰にも明かせない悩みがあった。だが、ある噂を耳にして以来彼は足繁くオークの村へ通うようになる。一方、西の森にあるオークの村で、鍛冶師として働いてきたブラント。男手ひとつで四人の子を育ててきた苦労の絶えない壮年のオークである。そんな彼には、最近ひとつ困り事があった。人間の騎士が、何度も自分の鍛冶場を訪ねてくるのだ。騎士にしては腰が低いむしろ妙におどおどしていて、見るからに怪しく、その男を嫌っていた。かつて人間とオークは争い、表面上は和平を結んだものの今なお両者の間には、深い隔たりが残っている。そしてブラントには、それとは別に人間を嫌う理由があったのだが――。ある日、その騎士はしどろもどろになりながらとんでもないことを口にする。「ここで……槍磨きをしていると聞いたんだっ!」忌まわしい過去を思い出し、露骨に怒りを滲ませるブラント。だが、必死に懇願する騎士に根負けし、...