


刑事である槙島は憧れの先輩刑事である葛西と共に新興宗教の信者連続行方不明事件の捜査を行う。被疑者は教祖であり、葛西の幼い頃の友人でもある当麻という男だ。当麻は葛西に強い執着心を抱いていた。
刑事である槙島は新興宗教団体の信者の失踪が相次ぐ事件を解決すべく、憧れの先輩刑事である葛西と共に捜査をする。しかし施設を訪れた数日後、葛西は姿を消した。槙島は教祖である当麻が犯人だと疑っていたが、葛西が消息を絶った二ヶ月後、当麻もまた失踪した。その後見つかったのは致死量の当麻の血液と一本のナイフ、そして当麻と葛西二人分の毛髪と指紋だけだった。
それから八年が経ち、槙島は死んだと思われていた当麻に再会する。槙島は葛西の行方を知るべく単独で宗教施設を調べることにした。槙島が知った真実は果たして――?
三者三様の信念と恋、愛の物語。
ケイショウ

