
VL物産の一人息子「阿部清志郎」は、ヤクザが身近にいた環境ゆえに父の事業を嫌っていた。だがある日、父から「正門悟」という男を義弟として紹介される。困惑する清志郎を余所に、彼は清志郎の役職を奪い後釜に座ってしまう。納得がいかず説明を求めて悟を追った清志郎が目にしたのは、悟の背中に彫られた巨大な「龍と虎」の刺青だった。極道の気配を纏う「謎の義弟」の正体に動揺し、激しく問い詰める清志郎。しかし、そんな彼を黙らせるかのように、悟はおもむろに「キス」を交わす。反発し合う二人の関係は、この日を境に予測不能な方向へと動き出す。禁断の「義兄弟」の物語が今、静かに幕を開ける。作家:バベル
教育を任されて光栄です【タテヨミ】(3)

