BLOOD LINE ―怪異オメガバース―

この世界には古くから【異形】のものが存在した――…種を守るために設けられた制度【千花札】は怪異同士の繁殖システムだった
本家の命令で饕餮の【千花札(せんかさつ)】と言うなのお見合いに出席することになった人魚族の湊斗。
人間とのハーフの湊斗は、他のオメガたちに馬鹿にされつつ席に座って、千花札が終わるの待っていたのだが…
不思議な匂いの湊斗に惹かれた饕餮族の嶽羅(がくら)は、湊斗をそのまま部屋に連れ込み…
食われるかもしれない恐怖の中、湊斗はオメガの本能なのか身体が反応してしまう――【受け】
白波湊斗
人魚族と人間の間の子でハーフ。
αしか生まれない人魚族の中で唯一のΩ。劣勢遺伝子とされ一族からも腫れ物扱いされている。
※ヒート未経験
【攻め】
嶽羅(がくら)
饕餮(とうてつ)族で過去に花嫁候補を何度か食い殺しているという噂のα。
中国から日本へ来て、湊斗の匂いが気に入る。